あれれれ??
発進時に左フロント辺りから?カコッ”って鳴るんです。
走行中も急にアクセルをガツンと踏み込んだ時に鳴ることも・・・
総走行距離もとっくに10万キロを超えて、足回りにもそろそろガタとか
有ってもおかしくないっちゃあーおかしくないです。
車両はBE5のレガシィなんですが、この点検の前にもハンドルが
ブルブルしてぶれると言われたので点検したら、
ロアアームブッシュがぶっちぎれておりまして、
そりゃそうなるわな状態。
この時からの発進時の異音は鳴ってたそうなんですが、
まずは目に見えてぶっちぎれてるブッシュを交換して様子を見ることに・・・
数日後ハンドルのぶれは見事に無くなったが、異音は消えないと連絡を頂き
改めて異音点検。
点検の結果、目に見えた外傷やガタなどはありませんでした。
距離もまあまあ乗ってるし足回りのボールジョイント系をリフレッシュすることに。
足回りじゃないのかなー・・・と下回りを見ながら色々模索してた時にふと過去に遭遇したことを思い出したのです。
5,6年前ぐらいだったか・・・
別件でベンツの足回り異音点検とアライメントをご依頼されたときに、同じように発進時や加速時の急なアクセルの踏み込み事に“カコッ”って。たまたま同じように左側でした。
その場でできる点検なんて外傷やガタつきの点検、ボルトナットの締め確認が精いっぱいでした。
この後こちらのお客様はベンツをヤナセに入院させたそうです。
発見まで相当時間がかかったそうですが、
原因は・・・
左側エンジンマウントの固定ボルトが折れていたそうで
発進時のようにエンジントルクがかかるときにエンジンがバタついていたようです。
ま、まさか
ねぇ・・・(笑)
アンダーカバー剥がしてみたんです。
エンジンマウント固定するナットが無いやないかい!!
あるんですねこんなこと。
純正と同じサイズ形のナットで締め付け、いざ試走。
見事に異音は止まり解決に至りました。
後日お客様に聞いたのですが、数か月前にディーラーで車検をした際に
何かの交換でエンジンをメンバーから切り離し少し持ち上げたそうです。
その後の締め忘れだそうです。整備を担当された方にナットを締めた記憶が無くて
ひたすら謝られたそうです。